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差別問題

世界で問題になっている差別。
昨今では、年末に放送されたバラエティ番組で芸人が黒塗りをして笑いを取っていたことや、大手アパレルブランドが黒人少年モデルに対して「ジャングルで最もクールな猿」という英語が書かれたパーカーを着せたとして問題になりました。

現在でも人種や男女での差別等、様々な理由で殆どの人々が差別の対象となっています。
日本人もその対象の1つです。
日本人が日本人として日本で暮らすことにおいては、人種での差別は受けませんが、日本人を含む東アジア系の人々に差別意識を持つ人が現在も存在し、日本人が外国へ旅や移住した際に大小関わらず差別を体験したという人もいるはずです。

 

中国や韓国では反日意識が強く、日本でも反中や反韓意識のある人がいます。
また、日本にも日常的に差別は存在し、飲食店などの店によっては「外国人入店拒否」等の看板が設置されています。
国籍・人種に関わらず、店側にも迷惑な人を出禁にする権利があります。
ですが、一概に「国・国籍」という大きな枠で個人をくくり差別することは個人の権利を侵害しているのではないでしょうか。

前述したように「東アジア人」だからと旅先等で差別されるのは気持ちのよくないこと。
多くの人が「自分の嫌なことは相手にしない」「相手の嫌がることをしない」と幼少期に教わったのではないでしょうか。

これまでの歴史と比べると、差別意識は昔よりは薄れつつありますが、それでも現在もまだまだ根深く残っています。
更に、現在では差別を嫌うあまり、過敏になりすぎている人もいます。
一体どうしたら、差別はなくなるのでしょうか。
これまで、多くの人々が差別を無くそうと働きかけてきましたが、グローバル化した今でも差別はなくなっていません。
私たちが考える差別を減らす方法は「他人を認める広い心」です。
協調性を重んじ群れをなして暮らす人間は、周囲の多数に意見を合わせ、善悪を家族や周囲の人間から学びます。
そうして、多数から漏れた少数を自分達と違うからと差別するのです。
他人は自分ではないのですから、自分と違うのは当たり前のことです。
違う価値観や意見を持った人がいなければ議論は生まれません。

  

議論が生まれても、お互いが話し合い落としどころをつければいいことであり、お互いに譲歩したり、相手の意見に納得することで結論がでます。 他を認めることで差別はなくなるのです。 様々な人種が暮らす人口約76億人のこの地球で「国籍」や「出身地」「性別」などの肩書きやカテゴリで人を貶め合う必要があるのでしょうか。
肩書きやカテゴリで括らず、一人の人間として目の前の人々向き合っていくことが重要なのではないでしょうか。

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