住みごたえ
住みごたえとは
住まい手が住まいづくりや日常の手入れに関わることで得られる価値のこと。つまり自らが住まいにDIY などで手を加えたり、家づくりの過程で内装・装飾にこだわったり、好みの家具等のアイテムを配置するということ。そうすることで、住まいへの愛着が沸き「住みごたえ」が生まれるのです。
変わるしつらい
家庭こそ個性を発揮できる場所
現代の家庭は非個性化していると言われていますが、果たして本当にそうでしょうか?確かに住宅のサイズや家電製品、家具などの画一化が進み、個性が失われているようにも見えます。しかし、そこに暮らす家族がそれらをいかに使いこなし、生かしているのかが重要なのではないでしょうか。画一化されていく現代社会の中で、家族内こそもっとも個性を発揮することができる場だといえます。
家庭内での個性が尊重される時代
現代人の生活様式が画一化し、非個性化したといっても、まだまだ家庭・家族については個性が尊重され、重視されています。生活感覚をミクロで見てみると、とても繊細で、きめの細かい個性の感性が生かされ、豊かに実現されているのではないでしょうか。
しつらいが与えるもの
- 人と交流の重要性
- 玄関、縁側、客間。人との交流の場所を日本人は求めました。心通う大切さを現代に引き継ぐ為、交流の空間をつくることが大切です。
- 家の個性を楽しむしつらい
- 床の間、欄間、火打ち、無双窓など、しつらいは家を意識させ、そこで暮らし生活していこうとする「心」を住まう人にもたらします。
- 心癒す家族との団欒
- 現代問題にすり減らされた文化は孤独を生み、家族の空間や時間を無くします。必要なのは家族の団欒。安心感や情緒を生みます。
- 空間を繋げ人の心を繋げる
- 吹抜けや格子廊下など、空間を完全に仕切らずいくらかつなげることで、住む人は心と体、両方の距離を感じることができます。
自分好みの空間をつくる
あなたはどんなデザインスタイルが好きですか?
デザイナーズスタイル
洗練された高いデザイン性と空間の豊かな表情を追求した家
カフェスタイル
キッチン、ダイニング、リビング。ほっと癒されるするしつらえ
ファミリースタイル
奥様とご主人が共に楽しく家事と育児を効率的に行なえる家
ウッドスタイル
柔らかく暖かい。デザインも空間の形も思いのままの木の家
薪ストーブ
薪を燃やし暖をとる昔ながらのストーブ。近年、その機能性と保温性の高さから再注目されていました。空間全体を持続的に暖め、さらに空気が乾燥しないのもメリットで、炎は癒しを与えてくれます。レトロなデザインからインテリアの一環として取り入れる方も。薪の確保の手間や燃やす労力等も秤にかけて導入を検討してみてはいかがでしょうか。
造作家具
CLE では造作家具の製作も行なっています。無垢の木で造った温かみのある机、好きな色合いのオリジナルキッチン、造り付けのカウンター。こんな家具が欲しかった!が実現いたします。
思い出・歴史を家に取り入れる
建替え時に出た今まで住んだ家の古材を梁に。自分で作ったステンドグラスの照明を取り付ける。様々な大切な思い出を家に取り込んでみてはいかがでしょうか。
D I Y
DIY とは「Do It Yourself」の略。「自分でやる」ということ。住まいに対する、ああしたいこうしたいを自分の手で実現。自ら率先して住まいへ関わることで、愛着が生まれ、作ることを知れば物を大切にするという心も生まれるはずです。
庭のあり方
庭は心の表現の場
庭造りは自分の写す鏡。安土桃山時代に誕生した露地は、亭主自らが庭を清掃・水を清浄します。そして客も飛び石をたどり、茶室に入る前に蹲で手と口を清める。その過程で心を浄化し、亭主と一体という境地に入る。露地は、そんな精神的な意味合いが大きかったのです。それらの影響は江戸時代以降の一般の庭にも残っています。つまり、日本の庭は日本人の心の現れといえるのです。
親しみやすい西洋風庭園
西洋式庭園のなかでも今、日本人の心に最も訴えてくるのが「イングリッシュガーデン」。イタリアやフランスで発達した整形式庭園は噴水や彫刻、人工的にカットされた草木。比べてイングリッシュガーデンは、ランドスケープガーデンやコテージガーデンのような親しみやすい構成。イギリスの庭は自然の美しさを生かし、実用性や手入れのしやすさを考慮しています。それが日本人の心に響く理由だと思えます。
CLEがつくる庭
CLE がつくる庭は住む人の住環境を豊かにより良くし、住みごたえや満足感を与えます。