伝えたいこと

情報

ランサムウェア

引用:情報処理推進機構『情報セキュリティ10大脅威2017』

ランサムウェアとは「Ransom(身代金)」と「Software(ソフトウェア)」を組み合わせて作られた名称で、コンピューターウイルスの一種です。このウイルスに感染するとPCやスマートフォンの中に保存されているデータの暗号化や画面のロックを行い、端末が操作不能になります。それらを元に戻すことを条件に金銭が要求されます。

【ランサムウェアの感染経路】
・メールの添付ファイルから感染
―メールにランサムウェアやランサムウェアの自動保存システムを添付し、添付ファイルを開くことで感染
・ウェブサイトからの感染
―メールのリンクをクリックさせる等で悪意あるウェブサイト改ざんされたウェブサイトを閲覧させることで感染

情報・通信事業を展開するアクロニス・ジャパンは2018年1月、日本の一般インターネットユーザーを対象にランサムウェアと日頃のデータ保護の対策についての意識調査を実施しました。その結果によると、ランサムウェアという言葉を聞いたことがない人は59.3%にのぼります。デー保護に関しては、回答者の35.2%がデータ保護の方法を知らない、もしくは何もしていないという状況でした。

  

【ランサムウェアの対策】
・不審なメールに注意する
―ウイルスの添付されたメールは「金銭の支払い請求書」「写真や書類の確認要請」などといった内容を件名やメール本文に記載して贈られてくることが確認されています。メールや添付ファイルを開くときは内容を十分確認し、不用意にクリックしないようにしましょう。
・ウイルス対策ソフトの導入
―ウイルス対策ソフトを導入し、定義ファイルを更新して最新の状態に保つことで、ウイルス感染のリスクを低減することができます。適切な対策でウイルスの侵入を防ぎましょう。
・OS・ソフトを最新版に更新する
―犯罪者はソフトウェア等の脆弱性を利用して悪用する傾向があるため、OSやインストールされているソフトを常に更新し、最新版の状態を保ちましょう。
・定期的にバックアップする
―万が一ランサムウェアに感染してしまった場合に備えて、定期的にバックアップを作成しましょう。外付けのドライブやクラウドを利用するなど複数作成することがお勧めです。

インターネットやスマートフォンが広く普及している現代において、自分は大丈夫という保証はありません。危機管理の意識を持ち、適切な判断が必要になります。

アーカイブ

site map

生活空間

CLEの考え

伝えたいこと