文化
日本人らしさ、忘れていませんか?
日本は南北に長く、亜熱帯から暖温帯、冷温帯まで気候の変化に富み、四季がはっきりした自然豊かな島国。そんな国で暮らす日本人の日本らしさとは?
- 真面目
- 秩序があり混乱しない状況を好む
- 約束事や規則を重んじる
- イエス・ノーをはっきり言わない
- 角を立てず丸く収めたがる
- 礼儀正しい
- 伝統を大切にする
- 人と協力し支えあうことを大切にする
- 繋がりを重視する
- 義理人情に厚い
- 勤勉である
- 誠意や誠実さを重視する
- 控えめ・謙虚である
- 「察し」や思いやりを大切にする
宗教と文化
無宗教でどこが悪い「宗教は大切」3.2%の少数派
宗教とは、自身の心に信じる気持ちが生まれることで、生き方が豊かになったり、生きる姿勢が強くなったり…いわば心のあり方がテーマとなっています。組織の中に没頭していくような全体主義的な考えではなく、個々の生き方に関わるのが宗教なのです。日本人の多くが普段宗教を「信仰」している感覚がなく過ごしているため、自分は「無宗教」であったり「宗教は不要」だと考えているのかもしれません。
文化や心として同一化した日本の宗教
日本は仏教と神道が混じり「文化」として浸透しています。正月には神社へ行きお参りをし、各地で行なわれるお祭りへ参加し、お盆には墓参りをする。家の中には仏壇や神棚。「いただきます」に込められる命に感謝する思い。何気ない年の行事や考えや言葉が宗教と密接に関係しています。
日本の食文化
「和食」
2013 年にユネスコ無形文化遺産に登録された日本の「和食」。「美しさ、季節の表現」「優れた栄養バランス」「新鮮な食材」「行事との関わり」という評価を得て登録に至りました。味、見た目、栄養だけではなく、その場その場で取れる新鮮な食材を使ったり、正月にはおせちを食べるなどの年間行事との密接な関係を持っていること、「いただきます」や「もったいない」という日本人の考え方が登録の要因となったのです。
食の多様化
現在日本では、和食以外にも様々な料理が食べられています。
日本建築に宿る日本の心
日本の伝統的な家屋は縁側から庭、更に優雅な場合には遠くの借景にいたる視界が美しかった。そこには便利と快適を目指す以前に、日本人の独自の哲学と精神がありました。しかし現在の日本の住宅は色々工夫はされているものの、基本的には欧米流の家屋を真似しつつ、本質を失っているのかもしれません。
木と日本文化
CLEがつくる自然と調和する木の家
日本人は木が好きな民族。そして木を生かして使う技術にかけても、優れた腕を持っています。それは細長く繋がる国土に多様な良材が豊富に恵まれていたことに起因します。そうした風土の中で私たちの祖先は、木に精霊や霊魂が宿っていると信じていたのです。
CLEで施工した自然と調和する家
日本の蔵と収納
「クラ」という言葉は、倉・庫・蔵の漢字と結びついて、人間の社会的地位を 表す素材となっていきました。
倉は穀物を収蔵する場所という意味
庫は兵車を収蔵する場所であり、共に収蔵す る内容は食品や着物へと広く拡大していきまし た。
蔵は収蔵する内容よりも行為を指し、貯蔵す るという意味から、更に進んで場所そのものを 指す意味へと発展していきました。蔵=資産が 貯蔵される場所と認識されるようになり、日本 人の社会的・経済的地位を象徴するものに。
伝承される押入れ
伝統的な日本の住まいには「押入れ」があります。江戸時代の頃に庶民の家屋に伝搬。綿を入れた布団が広まっていくと同時期に広まっていきました。
CLEで施工した蔵や収納がある家
日本人の生活空間には自然と「四季」の演出が中心となっています。欧米の 2倍ほどの家具調整が必要であり、それをバックアップしていたのが「蔵」 の存在です。
世界化と日本の姿の融合
良い点
外国様式を取り入れることによって、従来の日本の住宅にとらわれない自由な発想で、住宅をつくることができます。デザイン等のバリエーションも自分好みに。
悪い点
外国様式を取り入れることによって、従来の日本の文化や伝統、良さを失ってしまう可能性があります。日本人に合わない様式を取りいれることで、健康等に何らかの影響がある場合も。
CLEの対応方法
従来の日本住宅の良さを残しつつ、現代社会に合った外国様式を取り入れた和洋折衷の住宅。全てを洋風・和風にするのではなく、二つの良いところ・雰囲気を取り入れて、家族に合った住宅をご提案いたします。
住まいに日本人らしさを取り入れ
進化した姿を表現しませんか?