伝えたいこと

CLEの方向

わたしたちの行動が未来の子どもたちの世界へとつながっていきます。
今ある資源を全部使ってしまい、未来に何も残さなかったらどうなるのか?ミサイルや核兵器があたりまえに存在し、使われたら世界はどうなってしまうのか?高齢化が進むなか、住環境はどのように存在し、変化していくべきなのか?
CLEは持続する社会へ向けて様々な取り組みを行っていきます。

持続する社会へ向けて

■電気自動車の普及に向けて

CO2 排出による地球温暖化問題への対策を背景にハイブリッドカー(HV)、電気自動車(EV)などの次世代自動車の普及が進められています。環境省は新車販売に占める次世代自動車の割合目標を2020 年に20 ~ 50%、2030 年に50 ~ 70%と掲げ、補助金や優遇政策などが打ち出されています。
CLEスタジオでは電気自動車の試乗イベントを実施しました。
実際に体感することで、関心を持ってもらい地球環境を考えるきっかけになることを期待します。

■ゼロエネルギー住宅の供給

経済産業省が導入するZEH( ネットゼロエネルギーハウス) は、断熱性能や高効率な設備、また太陽光発電等の再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅です。経済産業省では、2030 年までにZEH を新築住宅のスタンダードとする目標を掲げています。CLEでもZEHの家の建築を進めています。

■水の循環

写真出典:http://www.judag.ch/projekte/efh-aqua/

生活排水が何も処理されずに流されると浄化槽で処理した場合より多くの汚水が公共用水域に流れ込みます。それらの水をきれいにするためにもエネルギーを必要とし、また、汚水によって河川が魚が死滅したりわたしたちの食生活にも影響が起こります。 スイスにあるツォフィンゲンの家(AQUA)では家の中で水の循環を行っています。雨水が屋根 から庭の池に溜まり、そこからフィルター室を通り、トイレやシャワーなど生活用水に使われます。使用した水はまた浄化して使用され、水が循環します。わたしたちは先進的な海外での取り組みを日本に生かせないかと考えています。

■家づくりから街づくりへ

住宅は景観を生み、美しい街並みをつくります。CLE は、住宅単体だけではなく、周辺の地域や街並みを考えた家づくりを行います。その一方で、本当に「いい家」を建てようとしても、現行制度では困難というケースは少なくありません。土地利用の方法、行政への提言などにも積極的に取り組んでいます。
「たった一棟の建物では何も変わらない」そう考える人は珍しくありません。ですが一棟が変わらなければ街は変わらないのです。


その土地の気候、風土、地理、地勢、生態学的な環境要素を把握し、それらと上手く付き合っていく。
それが巡り巡って、地球環境を守る健康で快適な住環境づくりに役立つことになります。
地区から地域に広げた広範囲な視野で気候、風土、地理、地勢や緑・生き物の特徴や構造等を読み取り、それらを住まい、街づくりに生かす。土地と建物を別々に考えるのではなく、環境美生という観点からそれらを総合的に計画することが重要です。

木材は計画的な伐採と植栽を行うことで、何度でも再生産が可能な唯一の天然資源です。木材は他の材料に比べ、材料製造過程で使用されるエネルギー量が少なく、排出されるCO2 量も少なくなっています。そのため、家を建てる際の地球環境への負荷が他の工法と比べて少なくなっています。
カナダ・アシーナプロジェクトでは、材料製造時でのエネルギー消費によって排出される温室効果ガスをCO2 に換算して比較すると、鉄筋コンクリート造(RC 造)、鉄骨造が木造のそれぞれ1.50 倍、1.23 倍あることが示されています。

CO2 換算重量グラフ

■住み続けられる家づくりを

日本の高齢者人口は2016 年10 月時点で3459 万人で、総人口に占める割合は27.3%に達しました。4 人に1人が高齢者という状態です。このままいけば2065 年には国民の2.6 人に1 人が65 歳以上になると推定されています。住環境も見直しをしていかなければなりません。

人に個性があるように、土地や家にも個性があります。 田んぼに囲まれている土地や旗竿敷地、暖炉のある家、ウッドデッキが自慢の家など、 特徴的でお施主様の人生や思いが詰まった家です。欲に流されず、時には厳しい現実と向き合い、その中でそれぞれの想う豊かさを身に着けて人生を真っ当すること、 それが人間の本来の姿ではないでしょうか。 CLEは個人として、会社としてお施主様の人生を考え、家づくりを提案すべく戦い続けています。

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