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EUの住宅、新築はゼロエネに

EUでは建築物のエネルギー消費抑制が重要視されるようになり、2010年には、建物のエネルギー性能に関する指令である「EPBD指令(Energy Performance of Buildings Directive)」が出されました。これは2021年からすべての新築の住宅・建築物をゼロエネルギーとすることを目指すものです。

他国に先駆けてドイツでは、2020年以降のすべての新築住宅・建築物のゼロエネルギー化を目指して早くから動いています。新築の建物だけでなく、既存の建物も徹底的にリフォームすることを推奨しており、そのための助成も積極的に行っています。EUではこのような新築住宅のゼロエネルギー化だけでなく、物件取引時においても、エネルギー性能評価書の取得と取引先への提示を義務づけるといった取り組みが進んでいます。公共建築物の場合、実績値に基づくエネルギー性能を建物の入口などに掲示することが義務づけられました。EUでは建物も車のように燃費が重視され、それが不動産価値として認知される時代になってきています。

  

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