仮想通貨

古来人間はモノとモノを交換が主流でした。
ですが、モノの置き場所や鮮度などが保てないことや、モノによっては交換が成立しないことがあるため、モノの代用品「貨幣」が誕生しました。
そして時代は進み、インターネットが発達。 電子取引・電子マネーが誕生しました。
そして2009年、サトシ・ナカモトによって仮想通貨「ビットコイン」が生まれ、その後様々な仮想通貨が生まれています。 では、電子マネーと昨今話題になっている仮想通貨は何が違うのか。
それは電子マネーの単位はあくまで「円」や「ドル」。
そして仮想通貨「ビットコイン」の場合は「BTC」。
また、通常通貨と違い、
・物理的な紙幣やカードがないため偽造・改変がないこと。
・特定の国や人間に支配を受けず、国境がないこと。
・発行上限が定められていること。
・価格が固定されないこと。
が特徴。

■仮想通貨の種類(一部抜粋)
・ビットコイン
・NEM
・イーサリアム
・リップル
・カルダノ
・ライトコイン

2017年にビットコインを含む仮想通貨の価格が高騰し、投資し始める人が急増しました。
どんどん高騰し一時1BTC、130万円ほどまであがりましたが、2018年1月下旬から大暴落。
これは、仮想通貨取引所「コインチェック」がハッキングされ、取り扱っていた顧客の資産の仮想通貨「NEM」が総額580億円相当盗難された事件による影響や、ドイツ・中国の銀行の仮想通貨の規制について言及したからではないかと見られます。

この様な事件により、仮想通貨に対して不信感を抱くのではなく、今後盛り上がっていくであろう仮想通貨に関心を持ちながら、流行や甘い言葉に惑わされないよう、自分の目と頭で考えながら、賢く活用していきましょう。