伝えたいこと

災害

地震の多い国「日本」

日本では地震が起きるのは当たり前。
大小含め、ほぼ毎日のように日本のどこかで揺れが起こっています。
2016年は年間6500回。2017年は年間2025回。

その一方で、世界では地震が全然起きない国もあります。
中でもドイツやフランスなどは地盤がしっかりとしているため、小さな地震も稀で、M6以上の地震を過去100年間経験していないそうです。
M6以上の地震の20%が日本周辺で発生しているのが現状です。

地震とは地球表面に覆われているプレートが移動することでひずみが生じおこるもの。
日本列島は4つのプレートの境界付近に位置し、活断層も多くあるため、日本では大きな地震が多発してしまうのです。

■これまでの地震とこれからの地震
平成に入ってから発生した主な大きな地震は
1995年M7.3 兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)
2000年M7.3 鳥取県西部地震
2003年M8.0 十勝沖地震
2004年M6.8 新潟県中越地震
2011年M9.0 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)
2016年M7.3 熊本地震

等。この短い間隔で日本各地で大きな地震が発生し、多くの方が被災されました。
現状でも、多額の国の予算が被災地復興に使われています。

地震はこれからも起こり続けます。
南海トラフ地震は100~150年の周期で発生しているとされ、最後に発生した1946年昭和南海地震から約70年が経っているため、今後30年以内にM8~9のが70%の確立で発生するといわれています。
トラフ沿いの太平洋沿岸を強い揺れと津波が襲い、最悪の場合、死者が約32万人にも上ると見積もられています。

自然災害は、人間の意志と関係なく予期せずに突然襲ってくるものです。
ですが、人間は決して無力ではありません。
万が一のときに備え、各自・各家庭で万全の防災準備を行なうこと。
災害被害が起きにくい街づくりを行なうこと。
実際に最大震度5以上の地震が発生するときには、震度4以上が予想される地域に緊急地震速報が流れるようになっています。その時に速やかに自分の安全を確保すること。
地震の発生後に、津波の危険性がある場合は冷静に安全な場所へ早急に避難すること。

日本人はこれまでの幾度となく体験してきた震災を風化させることなく、今後迫りくる地震問題に取り組んでいかなければなりません。

アーカイブ

site map

生活空間

CLEの考え

伝えたいこと