『がけ地の家』

本日は、がけ地の家についてお話ししたいと思っております。

土地探しからお手伝いをさせて頂き、がけ地ならではの景観を楽しめるお家を設計中です。

完成時には、がけ地を活かしたお家をご覧頂きたいと思っております。

 

また、がけ地にある土地は敬遠されがちで価格が比較的安いことが多いです。

但し、安いと言っても手が出しづらい土地でもあります。

何故、安いのに敬遠されるのか?

 

【崖地と建築物の係り】~千葉県の場合~

そもそも崖とは、地表面が水平面に対し30度を超える角度をなす硬岩盤以外の土地で高さ2mを超えるもののことを言います。

崖付近に建築物を建てる場合、以下の事を守らなければなりません。

「崖の上にあっては、崖の下端から当該崖の高さの1.5倍、崖の下にあっては、崖の上端から当該崖の高さの2倍に相当する距離以内の場所に居室を有する建築物を建築してはならない。」

 

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出典:建築基準法施行条例とその解説2016年版

第2章がけ付近の建築物の敷地等及び大規模な建築物の敷地と道路との関係

(第3条の2-第5条)

 

この条例をそのまま守る事は大きな敷地でもない限り、出来ません。

そこで、以下の条件を満たせば、建築できるようになっています。

一.建築物の外壁及び構造耐力上主要な部分を鉄筋コンクリート造、その他これと同等以上の耐力を有する構造とし、且つ必要に応じ当該外壁の開口部からの土砂の流入を防止するための有効な壁等を設置するとき

二.崖と建築物との間に、崖の崩壊に対して建築物の安全上支障のない塀等が設置されてい るとき

三.建築物を建築する場合において、構造耐力上安全な擁壁が設置されているとき

など

 

2

 

出典:建築基準法施行条例とその解説2016年版

第2章がけ付近の建築物の敷地等及び大規模な建築物の敷地と道路との関係

(第3条の2-第5条)

 

これらの条例に当てはまる敷地は、建築物以外にコストや手間が掛かります。

また、敷地の状態などを見極めて設計できる力が必要になります。

何となく、敬遠される理由がお分かりでしょうか?

まずは、建物以外に掛かるコストの面、そして何より設計力を要する事です。

 

ここで、がけ地を活かした建築と言えば、「安藤忠雄の“六甲の集合住宅”」ではないかと思います。あえて、斜面地に挑み、その場所の魅力を引き出した建築です。

 

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出典:講談社 「安藤忠雄とその記憶」

 

土地探し中に、がけ地の土地を見つけても、手が出しづらいのが現状だと思います。

当社なら、土地の見極め、その土地に合った建物をご提案できると自負しております。

何かお悩みの事がございましたら、がけ地以外でもご相談頂ければと思います。

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