太陽光発電のすすめ②

さて、第二回は売電基準について触れます。

 

最初に①話でも何度か登場したワード「10kw」。これは何か説明します。
太陽光の搭載容量のことですが、10kw未満は住宅用売電基準、10kw以上は産業用売電基準で取引されます。もちろん1戸建住宅に10kw以上搭載することは可能です。その場合、取引上は産業用売電基準で扱われるというだけの話。
ではそれら2つの売電基準はどのように異なるのか。

 

下表は経産省のHPから抜粋です↓

 

【平成28年度の価格表(調達価格1kwh当たり)】
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引用元『経済産業省:資源エネルギー庁HP』

 

表中の「調達期間」は言い換えると「固定価格買取期間」で、例えば平成28年度に10kw未満を搭載した場合、

調達期間は10年間ですから、10年後の平成38年度まで1kwあたり31円+税で売り続けることができるという事です。

これが10kw以上となると、 調達期間は20年ですから、20年後の平成48年まで1kwあたり24円+税で売り続ける事が出来るわけです。

 

今後、電気料金が上がり続けるであろうという雲行きの中、向う20年間の約束は大きいと思いませんか?

 

また同じく表中の「余剰買取(※東電から見れば「買取」になりますが、皆様から見れば「売電」のことですので、以下(売電)と併記します。)」とは、発電した電気はまず家庭で使用し、余った電気を売るというものです。10kw未満は全てこの「余剰買取(売電)」となります。
10kw以上は逆に「全量買取(売電)」とされ、家庭での使用量は無関係に、発電した電気は全て売りに回されます。
ここであまり知られていない事!
10kw以上でも「余剰買取(売電)」が選択できます。その場合、売電基準は変わらず20年間の間1kwあたり24円+税で売り続けることが出来ます。

 

余剰買取(売電)を選択するメリットはいくつかあります。
・家庭で電気を使わなければそれだけ売電量が増えるため、節電するのが楽しくなります。
・今後電気料金が上がったとしても、高い電気を買わずに自家発電した言わば無料の電気から使用するのでお得。
・高かった蓄電池の価格が下がってきています。今後は一般住宅に取り入れられることが濃厚ですが、発電した電力を蓄電できるのは余剰買取(売電)に限られます。

 

ネット上で色々の試算が出ていますが、全量買取(売電)よりも余剰買取(売電)を選択した方がお得であるという見方が多いようです。

 

近年の技術開発で発電効率が上がり、一般住宅にも10kw以上を搭載できる事例がかなり増えてきました。
最後に1つご注意を!!
10kw以上搭載の場合には、東電による送電線の準備費用が掛る場合がありますのでご注意ください。

私の知る限りで、20~55万円まで掛ったケースがあります。事前に東電に問い合わせを行い、現地調査を依頼してみてください。

これをしておかないと、いざ発電を始める時に思わぬ請求をされることになります。
ちなみに10kw未満の場合にはこのような準備費用は掛からないようなので、現地調査の結果次第で搭載量を検討されることをお勧めします。

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