家づくり、住環境づくりに役立つ情報を定期的に配信しています。
自然派のパッシブハウスを作るうえで取り入れたいのが自然素材です。 住宅に木・石・草・土など自然にある素材を使うと、多くのメリットがあります。
例えば木などは、住宅を作るうえでもっとも材料として使われています。現在日本の木材需要の四割が建設用材として使われているほどです。ですが木が植えられている日本の山は、現在管理不足が問題視されています。管理・整備されない木々たちが腐り、木が健全に育たなくなっています。 木材需要にもっと建材として使われるようになれば、日本の山と木は健康になります。
自然素材は呼吸(透湿)をします。調湿・防湿・断熱・保温効果があるため、年中心地よい温度を自然に保ってくれます。 シックハウス症候群を起こす化学製品を使わず、また、それらの物質を吸収してくれるので、人の身体に良いことは間違いありません。 また、自然素材の採集、建材利用、住んでからの環境への影響を考えると、温室効果ガスをかけず、土に還る自然素材のほうが地球に良いといえます。

自然素材で作ったものだからこそ、朽ちて土に還ることが出来ます。 科学素材で作った家は、人が住まなくなり家が家でなくなったときに、環境を汚染する箱に成り下がってしまいます。 家と環境の調和を真に考えられた設計では、災害時であっても環境が家を守り、家が人を守ることができます。

自然から生まれた素材は、その汎用性により、何度でも同じあるいは別の形で使いまわすことができます。 昔からあった大黒柱をリフォームのときに取り壊さず使えれば、コスト面でも抑えられ、思い出として残ることができます。 住む人が違っても、建築会社が変わっても、動じず穏やかに姿を変えることできるもの、それが自然から生まれる素材です。

鉄骨・コンクリート・鉄筋などを使ったさまざまな工法があります。 木で作る家は一見鉄骨などに比べると柔に見えますが、実はその逆を行きます。地震が来たとしても、木はしなやかに伸び縮みをし、自在に地震をいなすことができます。 同じように五重塔やスカイツリーも「いなす」構造で作られています。
CLEの施工例を紹介します。

石…石を直接購入しコストを抑え、かみ合うように配置します。
草…珪藻土や漆喰を使う壁材は呼吸をするので、身体に大変優しいです。