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自然災害と人的災害

災害と住まいの係り

住まいは個人が生きていくために、そして家族を形づくるために欠かせない存在です。日常の生活では冬の寒さや夏の暑さ、そして雨風から私たちを守ってくれます。しかし、人間が天寿を全うするまでの長期間を考える時、住まいは大災害などの“非日常”を考慮に入れたものではなければなりません。そのために必要な住まいの条件とは何かを考えてみましょう。

大いなる自然とその脅威

台風や地震、火山噴火など、日本は災害が多い国として知られ、実際に人々は大きな被害を受けてきました。しかし同時に、四季折々の豊かな恵みをもたらし、私たちを育んでくれた大いなる存在でもありました。私たちはこの偉大で、崇高な自然に対して畏敬と尊敬の念を抱きながら暮らしてきたのです。

火山

日本列島に点在する火山の多くは、噴火の危険性が語り継がれないまま、美しい風景や温泉地だけを売り物とした観光地と化しています。噴火の危険と隣り合わせの繁栄が、火山地帯のいたるところに広がっています。

山体崩壊

豪雨によって引き起こされる山崩れや土石流は山や谷の地形を一瞬のうちに変えてしまいます。このような大地の急変が、人間の生活の場と接触したときに、初めて「災害」となって私たちに襲い掛かります。

活断層

日本列島には二千ほどの活断層帯があるといわれています。活断層近くにすまないことがベストですが、防災に必要な施設だけでも活断層から離して建設することが望ましいと言えます。

液状化

地盤対策は自己責任。埋立地など、液状化が予想される軟弱な地盤は調査することによってあらかじめ避けることができます。土地を選ぶ際は、自らが液状化の危険性を認識して探すことが必要です。

地震

地震の脅威と人間の無力さ。大地震というと、わが国の代表的な天災の一つです。この天災という言葉の背景には「天が人に与えた災いであり、人の力ではどうにもならない」というニュアンスが含まれており、実際、科学が発達していない時代の人類はただ耐えるよりしかたありませんでした。

技術の進歩により、対策が可能に。現代では、科学の進歩により人間の力は強くなりました。巨大地震源となる海底での地殻変動の監視などによって地震を予知し、被害を軽減させることが可能になりつつあります。

津波

2011年3月11日。三陸沖を震源とした東北地方太平洋沖地震が発生しました。東日本の各地で大きな揺れを観測するとともに、海岸線に壁となって押し寄せた津波により多くの人命が失われ、東日本をはじめ、日本各地に甚大な被害をもたらしました。

大きな自然災害は、人から冷静な思考を奪ってしまいます。スマトラ沖地震の大津波では、最初の津波で幸福にも被害を免れた列車を見て多くの人が安全であると勘違いし、その列車に避難しました。しかし、もちろん列車は再度の津波には耐えられず、転覆してしまいました。

水害

急峻な山地とその合間を流れる川、その下流域の扇状地に都市が築かれているん日本列島は水害と切っても切れない関係にあります。甚大な水害といえば、地方における土砂災害などを想像しますが、ゲリラ豪雨によって首都の河川が氾濫する危険性も年々高まっています。水害に備えるために、50年後、100年後に同じ場所にクラス人々の安全を考えた都市計画や街づくりが必要です。

豪雪

屋根に大量の雪が積もると家屋の損害引き起こします。また、雪下ろしにより高齢者を中心とした事故や、雪解けによる雪崩などの二次災害を引き起こします。

異常気象

人類の存在を脅かす、温暖化。近年では、地球温暖化が大きな問題となっています。地球温暖化で本当に恐ろしいのは、変化する環境によって生態系が変わってしまうことです。人類は、他の多くの生物との関係性の中で、生存しています。生態系が破壊されてしまえb、人類の未来もありません。

風害

予知が難しい自然の脅威。風害では、風にすり物品が飛ばされたり、風邪のもつ直接的な力で社会インフラに甚大なダメージを与えます。また、沿岸部では高潮を誘発されるおそれもあり、農作物にも深刻な被害を与えることもあります。

落雷によって1年間に平均して13.8人の方々が命を落としています。また電気設備の故障などに物的な被害をもたらし、時として都市機能を麻痺させることもあります。

竜巻

積乱雲の下で発生する渦巻状の上昇気流で、建物やフェンス、電柱などを倒壊させるほどの強力な威力をもちます。

台風

台風の被害は、暴風の対策だけをしていればいいというわけではありません。2013年に伊豆大島を襲った台風では、軟弱な火山灰が堆積した地層に雨が降り続き、大規模な土石流が発生。多くの犠牲者を出してしまいました。

原発

日本が考えるべきこと。わが国は、安価なエネルギー源として原子力を積極的に推進してきました。その結果、原子力をコントロール可能なものと勘違いし、安全対策をおろそかにしたことで、福島の原子力事故を引き起こしてしまいました。事故の原因は津波だけではなく、私たち自身でもあったのです。広島・長崎の原爆、その福島の原子力事故と、過去二回にわたる被爆を経験した私たち日本が今、世界に示せることは何なのでしょうか。

人災

全ての災害は人災である

自然災害による被害には、人災といえるものが多くあります。港湾は埋め立てられ、人造の軟弱な地盤にコンビナートを造り、都会には高層ビルが林立する。“開発”の名の下に自然災害を推し進め、一貫した計画がないままに造られたこのような都市機能は、ひとたび大地震や豪雨に遭遇すれば、たちまち脆さを露呈します。つまり、災害が人間自身に降りかかるような環境を自らが作り上げてきたものといえるのです。このように、自然の法則を軽視することは、私たち自身の文化の解体へと繋がっていってしまうのです。

「八百屋お七」月岡芳年作/江戸時代前期。江戸本郷・八百屋の娘のお七は恋人に会いたい一心で放火事件を起こした。

江戸の町に、脈々と受け継がれた“活力”

何度コミュニティが崩れても再建させる「心」の強さ

江戸の町は火災都市と称されるほど頻繁に火災が発生しました。しかし人々はめげることなく、焼ける度に家を建て、コミュニティを再建し、地方社会を組立て、そして江戸の町を世界最大級の都市に築き上げました。江戸の町の再建を可能にした要因として、日本の建築が再建しやすい木造であったこと、そして再建するたびに火災に対する様々な工夫を施していったことがあげられます。このように、工夫や地域を代々受け継いでいくことで、江戸の人々はその歴史と命を守ることができたのです。

人の心は時として災いを生み、それを利用する「弱さ」を秘めている

江戸の火事の原因として放火が多く記録されています。放火の動機としてまずあげられたのが、火災の混乱に乗じて盗みを働くことを目的とした「火事場泥棒」でした。また、災害に乗じた詐欺など、人の心は時として災いを生み、それを利用する「弱さ」を秘めています。

台風30号

慈善団体をかたり寄付金を募るFBページが現れる

受信者に個人情報の提供を求めるスパムメールが送られる

東日本大震災

不安を煽る悪徳点検商法が増える

16:10 2016/11/04

募金詐欺や義損詐欺が発生する

阪神淡路大震災の教訓

阪神淡路大震災では、地震に伴う火災で多くの被害が発生しました。延焼が拡大した原因として、古い木造家屋の密集や、可燃物量の多さなどがあげられ、平時における火災に対する備えの重要性が改めて浮き彫りとなりました。

防災~災害から命を守る~

異常気象による災害を防ぐためには、気象庁から警報が発表されています。しかし、この警告が効果を発揮するためには、他の防災対策との連動を緊密に取る必要があります。必要な防災対策の手順は、立地条件や家屋構造・家族構成などによって核家族で異なります。そのため、それぞれ独自の防災マニュアルを事前に準備しておくことが防災には欠かせません。

東京で心配な3つのこと。南海トラフ、都市直下型地震に備えましょう

火除地・広小路

明暦の大火で江戸市中が消失した後、再建計画では防火対策が重視され、新たに延焼を防ぐための広場・空地である火除地や、街路を拡幅して火除地と同様の機能をもたせた広小路を設置するなど、延焼を防ぐための空間づくりが行われました。しかし、火除地や広小路に家屋・小屋が立ち並んで以前より危険になったりと、慢心により国の対策が理想どおりの役割を果たしていないこともありました。

野生生物と自然環境の関わりから防災を学ぶ

自然環境を上手く利用して災害に備える動物にビーバーがいます。水辺で暮らすビーバーは周辺の木を利用して「ダム」をつくり、さらにその中でも木を組んで巣を作ることで環境を安全なものに作り変え、外敵の侵入など、もしもの場合に備えています。

地震や台風など、数多くの災害と向かってきた私たち日本人は、自然災害を繰り返し経験することで、より合理的な防災の備えについてどうあるべきか、心身の傷からどう立ち直るかについてノウハウを蓄積してきました。そして東日本大震災において、このような日本の国民性は「絆」と表現され世界で賞賛を受けました。すでに被災地の人達は受難から復興へ、マインドセットを切り換える努力を始めています。これからも記憶と気持ちを風化させず、持続的に被災者を支えていくことが求められています。

風化する災害の記憶と、遅々として進まない復興

東日本大震災から月日が経ちましたが、未だに被災地では、復興に関わる人員や資材の不足によって復興が遅々として進んでいないという現状があります。また、東京五輪開催によって今後も建設資材の高騰や人員が不足することにより、復興が更に先延ばしになる懸念もされています。未来に浮かれるだけではなく、今あまさに復興を必要としている人々がいるということを思い出すべきではないでしょうか。

災害大国の日本に住むということ

災害が嫌なら別の国に住めばいい。それでもこの国に住むのはどうしてだろう。

大きな地震は、日本にまた必ずやってきます。それを念頭において私たちは行動しなければならないし、それが「日本で生きる」ということではないでしょうか。

日本の風土は美しく、また多様です。寒冷な気候風土から亜熱帯の島々まで、景観のバリエーションに富んでいます。日本の多様な文化は、この変化に富んだ風土から生まれました。

私たちは祖先からこの素晴らしい日本を引き継ぎました。私たちしそんにはこの日本を引き継いでいく責務があります。「なぜ」という質問には意味を持たないのです

明治天皇「日本人の勇気は、日本に一大事が起きるときにこそ発揮される」という意味の和歌を詠まれました。いざという時に団結できる国民性は、日本人の心にいつも勇気を与えます。

自然は人間に災害をもたらしますが、恩恵を与えてくれることもまた事実です。例えば私たちが大好きな温泉は、火山活動が源となっています。このように、自然は人間にとっていいことと悪いことの両方を与えますが、その恩恵を受け取ることはできません。私たちは、災害を上手く「すかす」しかできないのです。

「みんなの家」で人の心を一つに

震災をきっかけに結成された「帰心の会」。復興について市民と話し合ったり、被災地に「みんなの家」をつくる活動などを行っています。「みんなの家」は関わる人みんなでつくり、使い、育てていく、復興の一つのモデルと捉えることができます。

この国の自然と向き合い新しい日本をつくりあげましょう。

災害の多い日本に住み続ける日本人。それは日本の風土の豊かさ、美しさを知っているからです。この国で生きていくための知識、工夫、そして人を思いやる心を持ち、国民の力を結集させる必要があります。新しい日本をつくり、次なる発展を実現させましょう。