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水と住まい

酸性雨が引き起こす現象

20年前は、生態学や大気化学という専門領域の言葉に過ぎなかった「酸性雨」。 しかし現在では家庭内でも話される言葉へ変貌しました。

緑のペストと呼ばれる雨

自然の雨は、大気中の二酸化炭素が含まれているため、最初からpH5.6程度の弱い酸性になっています。 これに、石炭や石油などの化石燃料の燃焼によって、大気中に放出された硫黄酸化物や窒素酸化物が雨水に溶け込むと、 雨のpHは5.6以下となり、もっと強い酸性の雨になります。これが酸性雨です。 霧の場合は、酸性霧、雪の場合は、酸性雪になります。 酸性の度合いはPHであらわし、PHの値が低いほど酸性が強くなり、酸性雨はPH5.6以下の雨のことをいいます。 西ドイツの森林の半分以上が酸性雨による被害を受けているといわれており、 その被害の様からヨーロッパでは酸性雨のことを「緑のペスト(黒死病)」と呼んでいます。


恵みの雨の危機

酸性雨は、二酸化炭素と窒素酸化ガスが大気中の水分と混じりあい、強力な酸が形成されるために発生します。 石炭燃料による火力発電所、産業用精錬所、車の排気ガスが主な発生源です。 日本だけでなく、世界的な問題へと発展しています。
湖沼や土壌を酸性化し、植物に有害なアルミニウムや重金属イオンを溶け出させます。 そして溶け出した金属イオン(特にアルミニウムイオン)が河川に流入することで、水系の動物に被害を与えてしまうのです。
ヨーロッパや北米を中心に森林を枯らし、建物、橋梁などに用いられるコンクリートの鉄筋の腐食を進行させるなどの被害を与えています。


国際的な取り組み

日本では、環境庁が昭和58年から全国規模の総合的な調査・研究を実施していますが、近年、中国や東南アジア諸国の工業化が進み、 酸性雨の原因となる硫黄酸化物や窒素酸化物の排出量が大幅に増加しており、日本への影響が懸念されています。 また、アジア近隣諸国とともに酸性雨の実態を把握する為、『東アジア酸性雨モニタリングネットワーク構想』を進めています。

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