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水と住まい

公害の恐ろしさ

公害とは、人間の産業活動により排出される有害物質により引き起こされる病気である。 1956年、熊本県水俣市で人類史上初の病気と言われた「水俣病」。 環境汚染による食物連鎖によりひきおこされた公害にはどのような背景があるのでしょうか。

工業排水とその現状

工業排水とは、工場や事業所などから出される排水のことです。 水俣病やイタイイタイ病などの公害は、工業排水に含まれる有害物質が原因でした。 その後、法律の規制や下水道の整備などによって改善されつつありますが、下水道が普及していない地域では、 処理せずにそのまま川や海へと流しているのが現状です。

1956年史上初の公害病水俣病

1956年4月、激しい脳症状を訴える5才の女の子が病院に運び込まれました。 同年5月1日、院長が水俣保健所に脳症状を呈する患者の発生を報告し、この日が「水俣病公式確認の日」とされています。 水俣病は、メチル水銀により中枢神経を中心とする神経系が障害される中毒性疾患です。
臨床的には多様な症候が生じ、主要な症候は、四肢末端の感覚障がい、 小脳性運動失調、中枢性眼球運動障がい、中枢性の平衡機能障がいなどです。 また、母親が妊娠中にメチル水銀の曝露を受けたことにより、 脳性小児マヒに似た症状をもって生まれる胎児性の水俣病もあります。


工場から出た有機水銀

チッソ水俣工場から流れ出た有機水銀が魚や貝にたまって、人間がその魚や貝を食べたことが原因です。 有機水銀が体内に入ると脳に行き、脳の細胞に有機水銀が入り込み、細胞を壊してしまいます。 特に手足の感覚や目や耳の神経、運動にかかわる部分の細胞に入りやすかったので、そういう部分に障害が現れます。

未来への課題

私達の暮らしは、大量生産・大量消費・大量廃棄によって便利で豊かになりましたが、 排気ガスや農薬、食品添加物など、様々な有害物質に取り囲まれ、環境や健康破壊の危険にさらされています。 公害は、自然を壊さず、自然によって生かされているという考えた上で暮らしていくこと、 人や川や海などとの関わりや安全な食べ物について考え、家庭のゴミや産業廃棄物の減量化・リサイクルについて取り組むこと、 地域の問題から目をそらさず向きあっていくことの大切さも教えています。

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