設計力
自由に選び自由につくる
多くのハウスメーカーや工務店が「自由設計」と広告宣伝しています。しかし、実際には自由設計のはずなのに意外と制約が多いということがあります。ハウスメーカーは材料や設備機器などの種類を絞り同じ材料を沢山使用することでコスト削減を図っています。なので自由設計と言っても実際は独自のルールがあり多くの制限があります。設計ルールから外れてしまうと多くの費用がかかるシステムになっています。ハウスメーカーで「商品」を買うということは結局、そのメーカーの定めたルールに縛られるということです。自由設計とは色や素材を自由に決められることのみではありません。風や光を取り込み周辺環境と調和した、その場所、住む人に合わせた必然性のあるデザインで家をつくることが、本来の自由設計ではないでしょうか。
建築事務所+工務店の強み
CLEは建築設計事務所と工務店のメリットを兼ね備えた会社。土地探しから注文住宅の設計、施工、アフターメンテナンス、建替え、リフォーム、資金運用サポートまで自社で全て行なっています。数々の設計を手がけた経験から、それぞれの条件、課題に合った設計・デザインをご提案。それを職人の技術で実現するフレキシブルさが強みです。暮らしに寄り添う地域密着企業として、CLEは常に真剣に向き合っています。
その場所にしかできない必然性のある住宅
地域、高低差、光のあたり方、風の流れ、家族のライフスタイル、隣家や地域との関係。その場所、その土地、その家族で条件は異なります。だからこそ、決められてたプラン、規格内の設計では限界があります。CLEは光や風を最大に生かす敷地利用、配置、間取り、地域との繋がり・調和を考えた設計を行い、その場所にしかできない必然性のある自由な設計で注文住宅をつくっています。
広さは豊かさ
豊かな暮らしを実現する広さとは
人間は地球という限られた広さの中で暮らしています。特に日本の都市部における一般住宅の敷地は非常に狭い現状です。しかし広さというのは物理的な要因だけでなく、心理的な要因も深く関係しています。物理的な広さに関係なく、心理学やパーソナルスペース等の人間工学に基づいた設計・デザインによって、豊かな暮らしを実現する本当の広さを手に入れることができるのです。
そもそも、なぜ私たちの家屋は狭く、広さに憧れを持つのか
日本の家は面積として狭いのは勿論、洋風と和風の生活が共存することで家具や用具、衣類などの数が多くなり余計に狭くなっています。狭さに対する不満に加え、社会的地位の高い人ほど住まいの規模が大きくなることから、社会的ステータスとして「広さは豊かさ」と同一視されるようになり、「物理的広さ」に憧れを抱くようになりました。
広さと狭さによる実害
住まいは広くても狭くても、そこで暮らす家族に実害をもたらす場合があります。住まいの広さや狭さが人間にどのような影響を及ぼすのかを知ることが住まいの最適な広さを考えるうえで大切な第一歩です。
間違った広さや合わない狭さは家族を不幸にします。
- 身体に合う広さを知る
- 人は他人との間に、自分に都合の良い距離を保とうとする習慣があります。この距離は性別・年齢・親密度・国や文化などによって様々。自分の体に合う広さを分析することで、快適な広さの空間をつくることができます。
- 外の広さを取り入れる
- 広さには心理的な要因も深く関係しています。同じ距離を移動するにも、景色の奥行きの深さ等で心理的な広がりが生まれます。住まいにも窓を利用し、外部の景色を取り入れることで、室内に広がりが生まれます。
- 心癒す家族との団欒
- 広がりとは各部が視覚的にも動線的にも繋がりを持つことです。家族が1階2階に分かれていてもお互いの気配が伝わるように吹抜けを設けたりと広がりを立体的に捉えた設計でゆとりある空間を生み出すことができます。
- 空間を繋げ人の心を繋げる
- 障子やふすまで仕切られた日本家屋は、必要なときには仕切りを外すことで、大きな空間に変わります。このように日本古来の間の取り方を現在の住まいづくりに生かすことが大切です。
大切なのは貴方にとって心地のいい広さであること
人は、狭い空間と広い空間それぞれに心地よさを感じます。例えば、狭い空間では潜在的な胎児の記憶に基づいた安心感が生まれ、広い空間では新たな可能性を求める人間の本質的な欲求を満たす満足感が生まれます。本当に大切なことは、あなたにとって心地の良い広さを見つけることなのです。
CLEがあらゆる面から広さを捉え、住環境の豊かさをフレキシブルに考え続けます。
家の広さや空間の豊かさは建築面積とイコールではありません。CLEは広さを多角的に捉え限られた敷地でも、長期的に見てフレキシブルに使用、つくり変えができる設計にする等、継続的な本当に豊かな住環境を実現します。
将来設計
住まいは何十年先も住んでいくもの。今の暮らしや環境に十分合わせられた家だとしても、経年でライフスタイルや家族構成などは変わっていくもの。将来の暮らしまで見通した、フレキシブルで変化に柔軟な住まいづくりをご提案します。
- 人と交流の重要性
- 玄関、縁側、客間。人との交流の場所を日本人は求めました。心通う大切さを現代に引き継ぐ為、交流の空間をつくることが大切です。
- 家の個性を楽しむしつらい
- 床の間、欄間、火打ち、無双窓など、しつらいは家を意識させ、そこで暮らし生活していこうとする「心」を住まう人にもたらします。
玄関スロープ
子育て中にはベビーカーを、老後には車椅子で通れるスロープを設置することで今も将来も安心。幼児やお年寄りも段差がないため上りやすく、自転車が趣味の方にも上げ下げの手間がなく趣味との距離が短くなります。
バリアフリー
今からバリアフリーも考慮しておけば、老後になったときに安心です。大規模な設備や機器を取り付けるのではなく、室内の段差を極力無くし、つまずき難い空間を作るなどの工夫をしましょう。
ホームエレベーター
足腰が悪くなったときの為、エレベーターを設ける。2階LDKの場合に非常に便利。今は資金的に導入できなくても、上下に同じ大きさの収納を設ける等すれば将来的に変更しやすいつくりにできます。
間取り変更
現在は広い1つの空間だけれど、将来的に2つの部屋に仕切れるように予め、窓や建具の数や配置を考えておく。子どもの成長や人数の変化に合わせて可変できる間取りにしておくことも重要です。