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建具のお手入れ情報

“建具の動きが悪い”“扉が傾いている気がする”など、相談されることがあります。これらの多くは日常の開け閉めを繰り返すうちに金具が緩んでしまったり、あるいは梅雨時や冬の乾燥期に建具自体が伸び縮み(反り)して起こるものです。どちらも自然に起こるものなので、調整できる様つくられています。
そこで、ご自身でもできる建具の調整の仕方と反り防止のポイントをお伝えしたいと思います。

■調整の仕方
今回はよくご相談される上吊り引き戸でご説明します。
【用意するもの:プラスドライバー 】

引き戸上部の左右に写真のような吊り金具があります。よくみると上のネジには左右、下のネジには上下と書いてあります。それぞれが、左右調節ネジ、上下調節ネジです。これらのネジをプラスドライバーで回してみてください。ネジを回す方向によって建具が動きます。滑りが悪ければ、潤滑スプレーなど吹きかけてみるといいかもしれません。
調整には手回しのドライバーで行ってくださいね。電動だと部品が破損する恐れがあります。

■反り防止のポイント
反り」の発生をできるだけ抑える方法として、日常的に気をつけたいポイントです。

1.冷暖房機器を使う場合は、冷風や温風が直接当たらないようにする。
2.建具に直接日光が当たる場所は、窓にカーテンやブラインドなどを設けて日光を遮る。
3.ドアの室内側と室外側において温度、湿度等の環境条件の差を極端に大きくしないようにする。

「反り」が発生しても時間の経過により、小さくなる場合があります。開閉に支障がない限りしばらく様子を見てくださいね。

お手入れを強い力で行ったり、無理に直そうとするとけがをしたり、破損の恐れがあります。お困りの際は、いつでもCLEまでご連絡ください!

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